前回の続きです。
http://86446.diarynote.jp/201010312140385801/

あの戦争で、我々はあまりにも多くの優秀なDNAを持つ男たちを失ってしまった。

ということなんですが、これだけ言われてもピーンとこないかも知れません。

なので、イメージして欲しいんです。

まず戦場で戦いにいく男たちはどういう人たちか?

というところで魔裟斗さんと矢部太郎さんの例をあげてみましたが、次に注目して欲しいのが

兵士たちの年齢です。

10代、20代、30代ですよね。

これ実は、例え民主主義国家であったとしても年功序列社会であれば特に避けられない

本質的な大問題なんです。国の意思決定というのは、今もそうですが、やはり年長者が

大きな力を持っています。

訳わかんない工作屋の新聞報道とか噂話とかに振り回されて

「なに~! アメリカ、けしからん!!」 となるわけですよ。

で、 「日本の誇りをかけた戦争だ~!!」 と。

で、その後ですよ。

「私がもう少し若かったら戦地に赴いて活躍できるのだが・・・・・残念だ。

名誉ある大役は若いキミたちに任せた!」 と、こうなるわけです。

最悪でしょう?

今でも、教育の問題がどうもしっくり来ていないのは、こういうところからも起因しているん

です。

ここで、もう少し前から、時系列的に過去の日本の迷走ぶりについて考えてみます。


まずは、前回お伝えしたことからも分かると思いますが、戦争っていうのは人材の、命の

浪費ですよね。

戦争で勝とうと思うと・・・勢い優秀な人材を戦地に駆り出さなければならなくなってくる。

その中の一定数は命を落とす。

優秀な戦士の血は途絶えるか、その子どもは父親の背中を見ることができずに

育っていかねばならなくなる。

戦争が続くと、国は疲弊していきます。

問題はこの国が疲弊していくスピードなんです。

蓄積していく戦争のダメージ、の話。

蓄積していくダメージですが・・・・・これは強い国ほど小さく、

弱い国・背伸びして無理をしている国ほど大きくなっていきます。

これは分かりますよね。

圧倒的な軍事力・強さを持っていれば、犠牲は少なくてすみます。

では、質問です。


1.アメリカとの戦争、つまり太平洋戦争に至るまでに日本は大きい戦争、いくつしました?

2.勝利した戦争で、圧倒的な軍事力・強さを持って勝った戦争ってありましたっけ?


言わんとしていること、お分かりですよね?

コメント

Kei.K
2010年11月3日15:46

ある程度の国策や軍事的責任の勉強、有事や戦渦に巻き込まれた時のの対応等、学んでもいいのかな、と今になって思います。
今攻め込まれたら一網打尽ですよ。
お隣韓国の兵役制度は悪い所もありますが、見習うべき点の方が多いような気がします。
こんなんだから「草食系」なんて言葉が生まれるんでしょうね。

オサム
2010年11月3日22:27

Kei.Kさん

韓国のような兵役制度がもしあったならば、教えるまでもなく在日米軍の人たちに対して
もっと敬意を持つことができるようになりますよね。
仰るとおり韓国の人たちに学ぶべきこと、多いですよ。
どのようなカタチの政治教育がベストでしょうかねー

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索