黄金の豚

いい切り口ですね～

報道番組や新聞を見るよりはテレビドラマのほうがよっぽど的を得た視点で

作られてることも。

片や不勉強で見識のないディレクター、アナウンサーや記者、

一方でマジメに作品を作りこむ脚本家といったところでしょうか。


舞台となっている会計検査院ですが、

みなさん、公務員の人たちが公務員の人たちを監査して充分に機能すると思いますか？


司法、行政、立法、監査　・・・・・　

司法も行政も立法も、今ヤバイっていうことが表に出てきてますよね。

でも、司法の前田検事の件など、確かにヤバイというか、とんでもないことですが

一方で表に出てきている、ということは正常化の兆しでもあります。

前に、司法のほうがヤバイですとここでみなさんに向けて書いたときからすれば

今の状況は大きな進歩です。


では、監査はどうですかね？

監査は、もっとヤバイです。


例えばみなさん想像してみてください。

国民年金の納付率たった１％ごまかすだけでどれくらいの裏金が捻出できますか？

今の日本の借金、数百兆とか言われていますけど、

みなさんその発行されている国債を全部自分の目でみたことありますか？

数えたこと、ありますか？


我々、本当にまだスタートラインにも立っていないんですよ。

正確な数字、分かっていないんです。

新聞やら何やらで賑わしている数字は、そういうものとされている数字、ですからね。

少なくとも、このブログを見てくださっているみなさんは認識してください。

借金の額も、財政の総額も、今の監査の体制では計算が合っているわけがないんです。
つまり、今言われている各種の数字、必ず間違っています。 

大筋で合ってれば、まだいいんですよ。一定の判断材料になりますからね。

でも、大筋で間違っている可能性すらあります。


みなさんに知っていて欲しいのは

監査っていうのは組織が大きくなればなるほど、必要になっていきます。

つまり、厳しい監査が必要不可欠な順に

国　→　地方公共団体等　→　大企業　→　中小企業　→　個人事業者

です。

なぜかは分かりますよね？

人が多くなればなるほど、不正を働く人が出てくる可能性が増えるからです。

現状はどうですかねー？　充分だと思いますか？

・・・否、ここが本丸です。

そして、本丸の中の本丸、それが社会保険です。


以上、政治のシカタ第４回はいきがかってしまったし監査について少しだけ。

大事なところなので、ゼヒしっかりと理解しておいてください。


la vie en roseさま
リンクさせていただきました！