なるべく分かりやすく書こうとは思いますが

少しややこしいところもあるかと思いますので、心して読んでいただけたら。


前に申し上げた消費税という仕組みの問題点ですが

みなさん何だと思いますか?


まず・・・・・この消費税という税金の徴収システムなんですが

明確に2重課税なんです。

だってそうでしょう?

我々はその年の所得に応じて、所得税・住民税を既にとられているわけなんですよ。

相続や贈与により取得した財産についても、既に相続税・贈与税が課税済みです。

サラリーマンだったら給料から所得税が徴収され、翌年には住民税も徴収されます。

その徴収された後残ったお金でモノを買う、つまり消費をするわけですよね。

ハッキリ2重課税です。


ところが・・・・・実は2重課税にならない人たちがいるんです。

どんな人たちでしょうかね?


2重課税にならない人たち、それは・・・・・

脱税者の人たちですよね。

脱税をして税金を納めていないから、消費をするとき、つまり消費税ではじめて課税される

わけです。


例えば麻薬の密売人。

しっかり申告していると思いますか?・・・・してるわきゃないですよね。

でも儲けたお金でモノを買うとき、はじめて消費税が課税されるわけです。


ちなみに、旅行で日本にきた外国人の人たちもそうじゃないの?と思う方いるかも知れませんが

外国人の方は本国で外国の所得税がすでに課税されていますから、彼らも(脱税者を除いては)

外国所得税と日本の消費税との2重課税となります。


話、少し見えてきましたよね?

消費税を導入する際の『官』の立場からのホンネ

それは・・・・・ 脱税者から逃さずにキッチリと税金を取りたい

ここなんですよ。

そのために、マジメな納税者=2重課税、脱税者=消費税課税 と。

我々不在の中、長年公務員の人たちが所得の捕捉や脱税者対策に四苦八苦してきた

歴史があります。

そこに現れた救世主の仕組みのように思ったんですよ。

この消費税法・つまり付加価値税の仕組みを。

『これで脱税者からもしっかりと税金をとれる!なんてスバラシイ仕組みなんだ!』

現金売上げを申告せずにごまかすことはできても、消費税払わなかったらお店はモノ

売ってくれませんからね。


今日はとりあえずここまで。

税金を取る側である『官』の人たち、つまり公務員の人たちのホンネを知ること。

なぜ、消費税なのか?と。

ここをまず理解してください。

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